ブックメーカーは、賭けの胴元ではありませんが競馬等で客の投票を集め、レース結果に基づき客に配当金を配る人の事を言います。そしてレースの前に、当たりそうな馬のオッズを上手く説明するブックメーカーは、人気が高くなります。
このブックメーカーへの賭け方にイーチウェイ方式という物があります。
サッカーのワールドカップ等が代表例ですが、参加するチームが多い場合等は1位を当てるのは難しくなりますが、1位と思ったチームが2位以下であった時も、ある程度のお金の払い戻しがある賭け方の事を指します。リスク回避の為にイーチウェイで賭ける人も少なくありません。
ただ、全ての順位当てで、無制限にイーチウェイが行われる訳ではありません。試合内容や参加した選手の数によって、ある程度の予測が付く場合等では、2位までは適用されるという様に条件が付いてくる事が多いです。上位入賞者を当てるのが多くの意味で困難になるゴルフ選手権等の場合は、5位までは構わない等、比較的広く適応範囲を決めている事もあります。
オッズも幾つかパターンが存在します。2位以下まで適応して貰えるパターンでは1位の時の半分になる事もあり、5位までだったら当たりやすいという判断が入った場合には4分の1として処理される事もあります。
そして出た儲け分には税金が掛かる場合があります。50万円を超えないならば無税ですが、超えた時には適応されます。その時は、賭けたお金から経費を引いた額を一時所得として申告しなければいけません。5%ですので、51万円の儲けならば残りの1万円分に500円分の税金が掛かるという計算になります。